この土地での初めての春に『桜ならここよ🎵』と教えていただいた場所に、7年たってやっと行った。距離は短いけどウォーキングのつもりで。歩いたことの無いエリアは大きな道をほぼまっすぐ歩くのも冒険みたい。ちょっと臆病で、ワクワクして、子供の気持ちを久しぶりに味わった。花笑うお庭をキョロキョロと眺めながら。『怪しく思われないかな?』本当に子供ならば、思われないのに。
この時期に入院していた母が、木蓮に心を寄せて詠んだ句があり、木蓮は私にとっても生命を感じる花。
その木は今日も凛と立っていた。
桜がまだで一際艶やか。小筆で、じゃなくて大きな筆で書いたような力強さが私たちが思う生命力、かな。
昨今、コロナの騒動に飲まれそうな毎日だから、人間よりも花に生きる力を魅せられた。
生きてる?
人間、儚い。
(4日前、晴れ。)