アタマとココロの余白。 作りたい気持ちと一緒にいること。

Wakanamonologue

独白。独り言。そんなものづくり。

チクチクチクタク

やらなきゃいけないことではなくて、他から自分を遮断し集中できることを探しているんだと思う。ギターの練習もハマれば他に何も手が着かなくなるのだけど、それも困ったりw、時にはやらなきゃいけないことになったり、付き合い方が少し難しい存在。

 

で。少し前から“刺し子”がやりたいなぁ、と思っていて。ミシンで大きなものを作りたいのではなく、刺し子という作業。だけど、紋様を針指していくのではなくて、もっと単純にただ縫い進めるだけでいい。

 

ちょうど良いのがあって。使い込んだ手拭い。もう四半世紀越えで手拭い愛用。20年使ってるものもある(素晴らしい、私)❗日々持ち歩くのに~ハンカチの代わりに使って、古びたら台所へ。今までよりも酷使されることになるが、威力発揮。木綿のこの布はなんと逞しいんだろ。それでも刃物が当たったりで空いた穴に、布巾掛の棒が刺さったりするようになるといよいよ寿命が近まるか。『いや、やっぱりこの胡瓜の柄、可愛いんだよねぇ。』


f:id:spxspx:20191125101702j:image

雑巾。穴のところはジグザグ補強。思いのままに針を進める。なんとバランスの悪いことw❗こうして弱った布を強くして最後まで使った昔の人って偉い。大事にするってことを気持ちから感じられた時間になった。


f:id:spxspx:20191125102137j:image
f:id:spxspx:20191125102145j:image
ついでに。デニムバッグの中の内張りの生地が破けたので、これも補強の作業。まっすぐ縫い進めたいのにおかしく湾曲するから、それを誤魔化すように猛烈にジグザグw


f:id:spxspx:20191125103000j:image

これが20年使ってる手拭い❗

26才で両国で初めてお神輿を担がせてもらったときのもの❗両の文字の意匠ときたらたまらない。

この宝物もそろそろ綻んできたな。