アタマとココロの余白。 作りたい気持ちと一緒にいること。

Wakanamonologue

独白。独り言。そんなものづくり。

全集中⚡

流行りに乗ってみる。

そう、私は全集中して場に挑んだ。

 

行きつけの大好きな場所のオープンマイク。その日はお客が演者になれる日。

 

曲を選んでから、割りと真面目に練習をした。ギターに触れる時間が自然と長くなって、上手く押さえられないところはあれど、コードは覚えられた、ってトコまできて指弾きからピックでの練習へ移行。部屋じゃ出来ないから公園へ。残暑厳しい秋の快晴の空の下で日焼けしたり、トレーニング中のマダムや管理のおじさんに声かけられながら(恥ずかしい❗)公園の真ん中で演奏。自分のこの度胸がたまらないw


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直前はカラオケに4時間こもりきった。1曲に全集中⚡休憩挟まず真っ剣に音と声を出す。『ah~~~、時間足りなかったかぁ。。。』と自信失いながらも、いや、反省している暇はない❗自己コントロール良好。スパルタで叩き込んで、体に入って得ていく感じが分かった。


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夢中で子供のようだったと思う。

 

集中の仕方をこういうところで思い出す。惰性とか無理矢理じゃない力の集め方。虚栄を外して無垢の領域へ。

 

全集中⚡

ギターは少し解いて、彫金のスイッチをそろそろ入れる。


f:id:spxspx:20201030005827j:imageこの木の下でも弾かせてもらったよ💕

 

 

500

退職を決めている。いつまで、と期日を決めて今年は契約の更新をした。今日(919)からあと、500日。まだ1年以上たっぷりある。でも、もう寂しかったりもするし、焦ったりもする。

 

37歳、311の春に転がり込んだ会社。私はビクビクしながらも勢いで飛び込んだが、37歳のド素人を雇う会社の懐の広さに感心した。ありがたかった。父の会社からの転職は、父への裏切りでもあったが、その当時は父の裏切りを許せなくての行動だった。勤続16年。金属の世界に16年。他になにも知らなかった。

 

営業を手伝ってほしかった父の期待をよそに、工場での仕事に興味をもち先輩職人から仕事を教わり、後に学校に入る。量産の世界から1点物の世界へ。職人衆は『学校なんて行ったって』と口を揃えて言ったが、興味の種を拾いに、一体何が出来るのかを知るために開けた扉の先は明るかった。入ったタイミングがよく、良き仲間にも恵まれた。もうあれは、17年も前のことなのか。私たちは未だとても仲が良い。

 

興味の種の見っけもんは、伝統技法だった。それまで工場で生産していたものはキラキラのジュエリーだったが、渋くカッコイイ技法を操る先生がいた。それが、師と仰ぎたい井上先生。初めて観た個展が多分衝撃的で、以来、卒業しても通うようになる。そのうちに『自分もこの歳で初めて個展を開催した』と35 or 36歳の時に作品発表の場を提供してくださった。与えられた2回目のチャンスで出会えたのがaricoちゃん。

 

先日、先生の個展で。日を合わせて『飲みましょー』と来てくれたaricoちゃんと3人で。また、4人展やることに決まった。

 

もう1人、尻君と4人で。

という話題が、カウントダウンの幸先良いかな。

 

500日、しっかり働く。

500日、しっかり準備。


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虚像を脱ぐ


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SNSの時代。それがすべて…とは思わずも軽い錯覚。

 

おでんやさんのカウンターで『fb、切られたかも💢』なんて殺伐の一言。『そんなことするかなー?』と、友の返し。『するよ‼️』と発したものの。

 

『そうじゃなかったかも。』つい2~3日の話。でも、中立にいた友人には伝えなきゃいけないと思った。振り返さなければ風化するほど、かもしれぬ話。でも、ちっちゃな勇気がそれを言わせた。『言わなきゃ』って思った。

 

『誠実でありたい』は私には難しく、逃げたいタイプの人間だった。でも、どんどん誠実に対応すべきことにぶち当たっていく。あぁ、そりゃ、多少角丸くなるもんだよね。虚像が出る幕を失って、少し小さく存在を削られる。最後、それを脱ぎきることが出来て、一枚の葉のようになれたら土に還れるのかも。

 

 

宇宙の人

大好きな感覚は ふっ。 すっ。 と心の深いところにおちていく。安心していいんだよ、みたいに落ちたカケラは柔らかいものに包まれる。だから ふわん となる。

 

久し振りのマコト。

集まった面々がいつもとチョット違うのも、彼が運んだもの。大好きな声で大好きな歌を聴く。曲の背景を聞いたら、それが柔らかく刺さってジワッときた。そうやって、いつも心に旅をさせどこかへ連れていってくれる、そういうシンガー。情景が浮かぶっていうやつじゃない。ものすごく身近でフッと笑っちゃう世界も在りつつ、深いところとか広いところ。それは自分の内で、宇宙。

 

そ。マコトは宇宙の人。

 

最後に残った4人でいっぱい語らった。いっぱい笑っていっぱい頷いた。楽しかった自分を思い出す。何がだったっけな。かりそめかりそめ。

 

幸せが充満した。

彼の粋な計らいは彼女とみんなを本っトにHAPPY🌟にした。素敵すぎた😆

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door


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劇的な空に出逢った。

 

信号が変わって向こう側からすれ違う人の中に、ハッとするほど素敵な女性の姿があった。『この街にパリみたいな人がいる😲』行ったことないけど。そういう小粋な感じ。久々におしゃれしたい気分が上がった。いや、店長、どうなの?日々どうなってるの?お洒落したい?してないの???

 

その次の交差点で。

絵に描いたような雲。

大気が蠢いているのだと分かるような姿。この国で大暴れしているものの正体。

誰にも被害がないのなら、自然の力をそのまま見ていたいと思うけど、狂ったような力で破壊を見せつけていく。

 

日常のすぐ向こう側にそれはあって。

夢の道具ではないけれど、どこでもドアみたいに別世界と隣り合っていることを錯覚させた空。別世界ではないことを懲らしめた空。

 


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続 転バヌダルマサン

そしてモールの闇は明けて。

ひっさし振りにスタッフの声を聞いたら、呼び戻された。ずーーっと夏休みが終わる前の気分だったのに❗顔を見るなり『元気だった?』って、やっぱり夏休みみたい。だったみたい‼️

『服なんて、不要不急の物でもないでしょ。』とずっと思ってたけど、『ココでしか買わない。』という方や、『開くなら行かなきゃ。』という方に恵まれた今日は、『ブランドって凄いな。』って感じた。

 

私がココに辿り着いた時の気持ち~好きな世界の近くにいよう~ってことを思い出した。『やっぱりココが好き💕』って最高だ。だから私も、ココにいようと思ったのだ。

 

もはや古巣で学ぶこと。大切な初心と信念が通じていたこと。やっぱりタダでは転べない。


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休みの最後に製作。

銀。一筆描きシリーズ。

フィニッシュに至らなかったけど。

ダルマサンハ転バヌ

いよいよ。2ヶ月もの休暇が終わる。明日より、勤め先のモールが営業再開。この間、世に遅れることなく?超プチ·リモートワークも体験。4月の間は『GWいっぱいは』と決まっていたので清々しく休めたけれど、5月は、いつ始まるか分からないで過ごしてるのは、少しモヤモヤしたところも。

 

怖いのだ。完全じゃないまでも“日常が戻る”の線引きは人によって違うから。『こうやって、見るだけでも気分がイイ✨』と言って、『マスクしてなくてごめんね❗』と言って立ち寄る人に晒されるのは、怖いのだ。

 

社会の成り立ちが変わるであろう、と経済が論じられる時期が来て。ここまでの間、厳しい状況に立たされたアーティストや大好きな飲食店の皆々様を見てはいたけれど。それでも、仕事は好きなことを選ぶ道をこの先選択したい。思ったほどの成果はこの2ヶ月、出せなかったけど。主軸と言うか、storyは出来たのだ。そこに至る理由=物語。それが築けるって、見えるって、明瞭だから『出来る⤴️』って思えた。

 

理想の形がある。通用するかは分からない。でもそのわがままは、私の生活を持続可能な形にしてくれる。

 

どうしようもないからじゃなくて、変換期なんだ。私たちは転んだのでも躓いたのでもなくて、止まっただけじゃないのかな、って思う。


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ダルマサンハコロバヌ❗

銅×真鍮の象嵌。裏に鏡が入ってます。

 

酸化して銅が黒ずんできたらコントラストがまた良しと思う。まん丸のだるまは七転び八起きでなく、転がり続けるのか? 

Like A Rolling Stone🎵 なんちゃって。

 

生きろ❗